一年に一度のお楽しみのお話。
2007年1月29日
お久しぶりになってしまいました。また更新遅れになっちゃいましたね。
1週間早いです…。もうすぐ二月です…。
さて玄関先のモミジの根元には、色々な草花や球根を植えっぱなしにしています。これからの時期おもしろいですよ。寒いのに春の訪れを教えてくれるようにちらほらと…姿を見せてくれる。
暖かいので「そろそろどうかな?」とのぞいてみたら、ひっそり芽を出していました!毎年、1月のこの頃に咲く花、「スノードロップ」が芽を出し、白い蕾までありました。可憐で丈夫で、ほったらかし(…)でも元気に毎年顔を見せてくれます。僕の好きな花の一つです。
「忘れるな、ちゃんと生きてるぞ!」って感じで、病院の一年に一度の小さな楽しみになってます。
かわいそうなので来年は、仲間を増やし群生させてみようかな?花がしっかり咲いたらまた紹介しましょう。
何色かのクロッカスも春先に咲く予定です。もう枯れ葉の下にほんの少しタケノコのように出てました。
皆さんお散歩や診察に来たときにでも見てみてください。
ひょんなことから…のお話。
2007年1月19日
よく「ひょんなことから…」という言葉を使いますが、この「ひょん」ってなんなのでしょう?ここ数日、気になって仕方がないのでネットで調べてみたらすぐに答えがヒット(教えてgooより)しました。
いくつかの説があるようですが、
●「宿り木」が寄生したり、接ぎ木をする状態を江戸時代『ひょん』と呼んだそうです。それをいつの間にか、思いがけない事自体を『ひょんなこと』と呼ぶようになり、現在に至っているという説。
●「いすのき(柞)」という植物の別名「ひょん」。その実と思われるものは、小さい虫のために袋状にふくれたもので果実ではない。そのため得体の知れないものと思われており、そこから転じたという説。ちなみに、「いすのき(柞)」が「ひょん」といわれた由来は、実(と思われた)ものに穴を開けて吹くとヒョウ ヒョウと鳴るところからだそうです。
●「瓢箪」のおかしな形をなぞらえて云ったという説。
●「変なこと」が転じたという説。
●「凶」の昔の中国の発音からきているという説。「凶」で辞書をひくと、「大体予期せぬ(そうなって欲しくない)ことばかり」と言う事で、「凶」の昔の中国語の発音は「hiong」で、ひょんと読めます。
……ということだそうです。う~ん。知らなかった~!
ひょんなことから(使い方が違うか?)調べてみました…。
世の中には物知りな方がいるんですね、勉強になりました。
日本語の意味って意外と知らないんですね。おもしろい!
パピークラスのお話。
2007年1月15日
さあ、ちょっと思い出すとまだまだですが…、気持ちを切り替えて…。
昨日は、パピークラスでした。4頭のチビッコとご家族が参加しました。
そして一人の新入生と一人の卒業生が入れ替わりました。
当院では、パピークラス(パピーパーティ)は生後2ヶ月から4ヶ月くらいまでの子犬の犬同士の社会化や人への社会化、また環境順応や飼い主さんご家族にしつけの初歩の初歩を勉強してもらうものとして行っております。
「子犬のしつけ」…うまくいかなかったり、難しいことはたくさんありますよね。
犬は半年ちょっとで初発情(性成熟)を向かえ、最初の一年でおおよそ人の15歳~18歳の青年期となってしまいます。2~3ヶ月でしつけ?早くはないんですね。15歳や18歳になってから幼稚園の勉強って…大変ですね。
2ヶ月の子犬に急に大学レベルの勉強(しつけ)ではなく、犬の月齢にあった幼稚園レベルを!といったところでしょうか。
5ヶ月未満の子犬は、いろんなことを体験し吸収し、嫌なことや我慢しなければいけないことを覚え、それらを楽しく良い体験(良いイメージ)に変えていければ…。
まさしく犬の「三つ子の魂…なんとか」ですね。
回を重ねるごとに成長し、おりこうさんになっていく子犬・チビッコをみていると微笑ましく、嬉しいものです。
そしてなによりも病院や先生のことキライにならないしね(笑)。
街中なのにスタック・・・のお話。
2007年1月6日
スタック・・・タイヤが雪や泥に埋まり、はまって進めなくなること。
今日は冷たい雨がドシャドシャ降っていました。
そんな中事件は起こりました。午後の往診中の出来事です。
造成中の土地の道路に車を止めようと、寄せた時でした。
「グンッ」土の上にタイヤが入りました。
「まあ、バックすればいいだろう」くらいの感覚で
「R」に入れると・・・「あれっ?」
思いっきりはまりました。にっちもさっちも行きません…。
ええっっ!街中で「スタック」してしまったのです。
往診先の飼い主さん家族にも手伝ってもらいましたがダメ…ハマル一方…。
結局ガソリンスタンドに応援を頼んで、近所の工事現場の方にも手を貸してもらい男性数人で車を押して、なんとか脱出…。小一時間の出来事でした。
冷たい雨の中、ホントに皆さんありがとうございました。
造成地の緩々の土のうえに、この大雨。かなりグズグズだったようです。
まさか藤沢でスタックとは…。新年早々、はまりました!
今年一年、縁起良く、何かが「はまり年」なのか?はたまた、
何かが「泥沼にはまる」のか?んっ、よし!良い方に考えよう!
その後冷たい雨の中、泥落しの洗車…いや~寒かった。
紅葉モミジのお話
2006年12月25日
いや~更新出来ないなと思ってたら、
一週間くらいすぐ経ってしまいました。
メリークリスマス!
ワンちゃん・ニャンちゃん。みんな食べ過ぎないようにね!
さて落葉し、もう枯れてしまいましたがモミジの話です。
玄関先のモミジがいい感じに紅葉しました。
12月に入って慌ててイルミネーションもつけてみました。
ちょっと電球が少ないのですが、夜は意外とキレイです。
迷惑をかけないようにと、毎朝の落ち葉の掃除が大変ですが、
ある患者さんから、
「先生んとこのモミジ!この落ち葉の感じもキレイ!最高!」
…と褒められました。
落ち葉の落ち具合…病院玄関の散らばり具合…の感じを
キレイだなと思う気持ちは、僕だけではなかったようです。
落ち葉はゴミ…なのですが、キレイな素敵なゴミですね。
でもやっぱり掃除が…。
クリスマスビートルのお話。
2006年12月16日
ちょっとクリスマスっぽい話を…。
クリスマスビートルと呼ばれる虫がいることを知っていますか?
クリスマスの甲虫…。クリスマスは冬、カナブン・コガネムシは夏…。
そう!夏のクリスマス、オーストラリアにいる虫です。
残念ながら、その時の画像はありませんが、
昔、暑い年末のオーストラリアで見つけました。
きれいな金色のカナブン・コガネムシでした。
見つけたとき近くにいた現地の子供(女の子)に
「この虫なんていうの?」って聞いたら
「クリスマスビートル!」と教えてくれました。
現地ではクリスマスの時期に現れる何種かのコガネムシの仲間を
総称して、そう呼ぶようです。
後から調べたところ、僕が見たのは、和名はゴウシュウキンイロコガネ。
最初は金メッキしている虫のオモチャかと思いました!
あまりにもピッカピカでびっくりしましたが、キレイでしたよ~。
僕が話した女の子はブローチみたいに胸に着けてました。
夏のクリスマス、オーストラリアならではですよね。