うちの住民「カナヘビ」のお話。
2006年7月10日
昨日はパピーパーティでした。病気予防と同じく、みんなおうちで「いい子」に育ってくれることを望んでいます。たぶん昨日の出席のパピーは大丈夫!
しかし僕の体調が優れません…。風邪?というほどひどくないのですが…。
ここから盛り上げ、体調を下げずに上向きにしないといけません!
さてうちの住民のお話です。
「うち」といっても家の外ですが、ネコの額ほどのスペースに植物が生えており、そこには昆虫たちもいるのでしょう、その昆虫たちを糧に生きている「かわいい連中」がいます。
その住民その1。カナヘビ「ニホンカナヘビ」です。いわゆるトカゲって言われてますよね。(厳密にはトカゲとカナヘビは違うんですよ。知ってますか?)
「よく捕まえたよ!子供のころはトカゲがいてナァ…。」なんて思っている人!
意外と彼らもちゃんと生きてますよ。お庭を見てみましょう。
「子供の目線」って忘れがちですよね。
カナヘビといえば沖縄・西表島でみたサキシマカナヘビは、とてもきれいだったなァ。あのカナヘビの「ミドリ色の綺麗さ」が、分かち合える人いますかね。
うちの庭のカナヘビ達も何世代かにわたり一生懸命生きているようです。
なんかあまり農薬とかまけませんね。今日もけなげに日向ぼっこしています。(画像の子もお腹が大きいので産卵前だったりして。)
心臓病の大事なお薬…「安静」なお話
2006年6月25日
サッカーW杯残念です…。この4年間本当に楽しませてもらいました。
日本代表ありがとう!
今回の大会の裏ではこんなことが起こっていたようです。
W杯は人々に歓喜と失望をもたらす…、離婚の原因にさえなり、医師によると、試合のスリルが、比喩ではなく本当に、心臓を止めてしまう…。という事から、今W杯中、FIFA(国際サッカー連盟)から委託された研究者たちは、ドイツ全国から、試合観戦中に心臓発作を起こした患者から血液サンプルを集め、血液を凝固させるストレス・ホルモンの痕跡を調べているようです。(最初の結果は10月に発表されるようです。)
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081150921321.html
分からないでもないですね。かなり刺激・興奮をしましたからね。
やはり私たち獣医もペット達に対して、同じようなことがあります。
心臓病にかかってしまった子達に、心臓病のお薬を出すのですが、
「心臓病の一番のお薬は「安静」ですよ。びっくりさせたり、大興奮させたりするとよくないですよ。」
そんな「気をつけましょうね」って言葉を付け加えます。
もちろん多少の刺激がないとストレスがかかり体調を崩すこともあるでしょう、しかし病気を患ったワンちゃん猫ちゃん達には、穏やかな時間・生活が必要だということですね。
しかしサッカーの試合でゴールを決めたときなんかはすごいですよね。
あれは興奮します、ほんと「歓喜!」って感じ。
渋すぎる!お話。
2006年6月23日
HPやブログを診ていただいたある患者さんからご指摘がありました。
「先生。渋すぎです。先生のことを知らない患者さんは、ブログにコケ玉や盆栽の画像があるとお年を召された年配の先生と思われまよ・・・・・・」というような感じでした。
確かに!ビールや植物の話しなどばかりですからねぇ…。あえて病気や診断の話やワンちゃん・ネコちゃんやペットの話を避けて書いているので、植物の話などが続いてしまいました。
ペットにまつわるお話は、診察室でしていますし、病気のお話は診察してからでないと語弊が生じるかもしれませんしねぇ…。
時々は、いわゆる「オヤジっぽい」話ではなくフレッシュな話題(?)を出していかないといけないのでしょうか…?
いいんです!日記みたいな、くだらない日常のお話をしていきますヨ!(ネタが尽きるまで。)
とりあえずビール!なお話し。
2006年6月19日
先日、TVの特集でも紹介されていた犬用ビールです。
愛犬にも冷たいビールを!ってかんじでアメリカの愛犬家の方が
作ったものだそうです。
輸入物なので、小瓶サイズで考えるとすこし高価な飲み物になって
しまいます…。うちの病院もあと1本のみとなりました。
Beef Flavor だそうで、各種ビタミンやグルコサミンなども入って
いるようです。アルコールや犬に良くない成分は入っていません。
アメリカの方では、ピーナツバター味も販売予定だそうですよ。
患者さんの中にも
「高いけど、一度、自分の犬にも飲ませてやりたい。」
「愛犬と一緒にビールを飲みたい。」
「誕生日のお祝いに!」 なんて飼い主さんがいます。
散歩から帰って、とりあえずビールなんて時代が来るのでしょうか?
雑草だと思っていたら・・・ホタルブクロなお話。(つづき)
2006年6月16日
昔、図鑑でそんな「雑草」の名前を調べていた時の、大學の恩師との会話を思い出しました。
「役に立たない木や草を雑木・雑草と言うし、魚も雑魚っていいますよね。といってもいろんな種類があって、気になるのでとりあえず、そこらへんの雑草ってやつの名前を調べようと思っているんです。」
「そうですよ。世の中に雑草なんて草はないのですよ。確認されている「生き物」にはみんな名前があるのです。生物に携わる学問を学んでいる学生であれば、名前やそれぞれの特性を調べるのも勉強です。」
厳しい方だったので研究もせず図鑑を見ていた自分を見て、怒られるかと思いましたが、意外にも褒めてくれたことも覚えています。
「雑草」の中に生えるホタルブクロを見て、先生を思い出しました。やっぱり僕らも、飼われているペット達も「名前」で呼ばれたいですもんね。
・・・といってもどんどん草が生えてしまいます。やっぱり「草むしり」はしないと。
雑草だと思っていたら・・・ホタルブクロなお話。
2006年6月12日
うちの玄関ワキ・裏庭に雑草が生えています。もちろん「雑草」なんて名前の草はなく、必ず名前があるはずです。
そうした彼らも一生懸命生きているのですが、ミテクレが悪かったり、蚊がわいたり・どんどん繁殖してくるので困ります。暇をみつけ草むしりをコツコツやるのですが、その「雑草」のなかにホタルブクロが混じっていて、
抜かずにとっています。そして毎年花を咲かせてくれます。今年もかなりの数つぼみをつけ、花も咲いています。
キレイな花をつけ楽しませてくれるものは名前で呼び、「雑草」とくくられてしまうものは名前も知られていない・・・。自分はそんなことから、学生時代からなるべく、虫や草木の名前を図鑑で調べようと心掛けていました。
・・・・・つづく。