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セピア色の写真のお話。

2007年7月24日

たまに、実家に帰ると「コレ捨てていいの?」と言う言葉から始まる・・・、
「いらないなら捨てるわよ!ダンボールチェック in 実家」
をやらされることがあります。実家にはもちろん、もう私の部屋はないのですが、置いてきてしまった持ち物などがまだまだ「発掘」され、両親が捨てるに捨てられないということが起こっているのです。そのダンボールチェックでは、学生時代のテスト前のコピーやもう要らなくなった資料などがほとんどですが、なかには忘れていたけど「意外と大事なもの」も含まれています。
「二枚の写真。」
[ beach ! ]    iriomote[my boots...]   ulanbator
獣医学科に入る前、水産学科時代にはじめて研究室というものに入室した時でした。そこには「暗室」という子供の頃からの憬れの「部屋」があった為、白黒写真を撮って自身で現像し楽しんだ時がありました。
趣味の域までとはいきませんでしたが、白黒写真はカラーに比べ時が「止まっている感じ」が好きでよく撮っていました。合宿や旅行などに行くとキャンプ・山生活の一部をちょっとだけ「切り取る」のです。出先では、カラーと白黒両方撮っていました。しかし私自身、旅行に行くと思いっきり遊びたい方なので、完全に撮影者側にはなりきれません…、ですから自身で撮った写真は意外に少ないのです、もちろん自分自身が写っているものも(笑)。
もちろん当時、デジカメはありませんでしたし、学生でお金もなかったのでフィルムを大事に使ったことを記憶しています。今とは違いワンチャンス…そう!ついこの間まで現像したその「一枚」が大事だったですもんね。
その暗室で生まれて初めて現像をした写真達のなかでも、この二枚の写真は、好きな二枚です。
一枚は西表島で行った2週間ちょっとの合宿での一枚。
色々なものを捕まえて食事にし、薪として流木を拾ったり、星空を見たりで、プライベートビーチだった場所。
もう一枚は、モンゴル・ウランバートルのホテルで疲れて、ベットで一息ついている時の一枚。
引っ張るようにブーツを脱ぎすて、足を楽にしてあげた後、ふと見るとそのブーツも疲れてそうだったので。
下手な現像です…。自分で現像・定着したものですから、定着不十分で色があせて「セピア色」になっています。ははは。部屋にでも飾ろうかな?あ~、でも捨てなくて良かった!  (…んっ?でもこの元フィルムは何処だろう?)

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