ファンコーニ症候群と学術奨励賞
2012年10月27日
ちょっと、非常に真面目に。
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あなたの論文は「内容がない」んだから、
発表くらいはしっかりやりなさい！
堂々と！
大学時代の卒論発表会で恩師に言われた言葉です・・・
チャラチャラやってたんでしょうね・・・当時の自分。
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この半年どっぷりつかっていたことのお話です。
少し前の話になりますが症例報告を行いました。
その「ファンコーニ症候群の犬の２症例」という報告に対して診断・検査も申し分なく、非常に臨床的という点に評価を頂き、
県獣医師会から「学術奨励賞」という賞を頂きました。
（この歳になって最近人に褒められることがなかったので
少し嬉しかったです・・・）
９月の関東の学会、大宮でも発表してきました。
「ファンコーニ症候群」という非常にまれな腎臓疾患のワンコ達に出会いそれらをまとめ報告したものです。
まれな疾患のため報告や記述が少なく、大学の専門医でさえあまり経験がないとのこと。
新しい報告、良い検査法や治療法がないかと調べたところ、ヒト、医者の世界でもまれだそうで・・・
・・・詳細は長くなるのでやめときましょう（笑）
こんなことがあり今年の半分以上は準備に終われていたのです。おかげで今では「ファンコーニ症候群」についてずいぶん詳しくなりました（笑）
まれな病気とはいえホームドクターとして精進が必要ですね。
・・・ハァ。
もっともっと勉強・・・一生勉強と身が引き締まる出来事でした・・・。
先生っ！
今回は内容にも自信があります！
堂々とやりきりましたよ！
大学の恩師に言われたあの言葉を心に、
しっかりと発表してきました（笑）
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