一輪挿しとホトトギスのお話。
2006年10月19日
秋です。猫の額ほどのスペースに植えているホトトギスが咲きました。満開です。
夏に、三匹の「黒い毛むくじゃら」君達による、超強力ジェットストリーム波状攻撃により、ほとんどの葉っぱが大打撃を受けましたが、生き残った葉っぱ達ががんばりました!重みで倒れるくらい、今は元気でつぼみも沢山です。当分楽しめそうです。
小さくひっそり咲いている日本の山野草をみるとなんか落ち着きます。
山野を思い出すからでしょうか?年を重ねたからでしょうか?
四季や情緒なのでしょうか?日本人だからでしょうか?
とくに最近(この歳)になって感じます。
僕の母や祖母は、盆栽や植木で楽しんでいたようですから、子供の頃の体験や環境が影響するのでしょう。これもいわゆる「血筋」でしょうか、僕の中にもちゃんと流れているようです。
お気に入りの患者さんから頂いた「手作りの一輪挿し」に活けてみました。
(ムギママありがとうございます!)
この花瓶にホトトギスが合う合わないはセンスだと思いますが、お庭や野山の花を、「手でそっとすくってきた感じ」で部屋に飾ることは気分が良いもんです。
おっ?この感じが「活け花」? だったら趣味としてやってみてもいいなあ~。
男が活け花は変かな?