こんばんにゃ?のお話。
2006年10月16日
僕ら獣医は、(…ほとんどの飼い主さんがそうかも。)ワンちゃん・ネコちゃんに対して赤ちゃん言葉で話しかけることが多いんです。
「ジョンくん元気かなァ~?」「コロちゃんはいい子だねぇ」……などなど。
またネコちゃんなどは語尾に擬音(?)を付け…。
「ミーちゃんはどうかニャ」「いい子だニャ~」 ……などなど。
中学生くらいまでは、自宅で飼っていたペットには出来ても、人前でやるのは、
「大の男がやれねぇなァ!」と、とても恥ずかく、ひた隠しにしていたものです。
今も、処置中や入院している子達を世話している時、その言葉遣いなんですよね。
昔、獣医の修行中の出来事です。
「その言葉」で話している最中に、受付に患者さんがいらっしゃいました。
さあ、僕ら獣医は、キリっとしつつ笑顔で対応しなければいけません。
若いなりたて獣医は思いっきりカッコ付け、どうなさいましたかという顔をしながら
受付の患者さんの前へ……。
「こんばんニャ!」 …あっ!
ついうっかり頭の中がまだ「動物・赤ちゃん言葉」モードだったのでしょう。笑うことも出来ず赤面し、ただただ恥ずかしいばかり…。
動物好きの皆さん!気をつけましょう。
とくに男の人。ちょっとだけカッコ悪く、笑われちゃいますよ。
反省。。。